電子メールの断捨離(3)メールアカウント



ネットワークサービスを手掛けるところでは、メールサービスを提供するところも多い。 メールサービスを利用するということは、そのメールサービスのなかの自分のメールアカウントを取得するということ。

メールサービスの利用は有料のもの、 無料のもの、何かの付帯サービスになっているものなど様々。付帯サービスの場合は、特に申請しなくてもサービスの一環としてメールアカウントを取得している時もある。

携帯電話・スマホ:

契約時に暗号みたいなメアドが付与されている。同じアカウントで、自分御好きな文字列にしたものを追加できる。 スマホを複数台持つ人は複数のメアド。

インターネットサービス:

インターネット回線契約の時もISPからメアドが付与される。ここも自動作成のものと、自分で任意に作成したものと複数の扱いになる。ケーブルテレビもISPのようなサービスをしてくれる場合がある。

クラウドサービス/総合ネットサービス:

ヤフーとかグーグルとかが無料のものとして代表的だが、 自分が利用している総合ネットワークサービスでは他にも色々ありそうだ。この場合、アカウントを複数作成できるので、必要に応じて作成していると収拾がつかなくなる。

所属組織:

勤務先・通学先など所属する組織団体から賦与されるメールアカウント。

その他:

他にも直ぐには思い出せないものが幾つかあるかも知れない。

これ全部チェックしていたら?。時間の無駄は限りなし。メールの内容は殆どがゴミと分かっている。特に、収集したメアドに勝手に送り付ける悪質な迷惑メールのボリュームには呆れるばかり。そういう物のチェックは最初から回避したい。

(1)メールアカウントそのものを減らすこと。<メールアカウントの断捨離> 

(2)特定のメアドにメールを集約すること。<メールチェックの断捨離>

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メールアカウントの断捨離

  • キャリアメール
  1. 携帯電話(スマホ)のキャリアから付与されるメールは使わない。使わないとは、そのアカウントかr亜メールを発信しないこと。何かの登録時のメアドのとして記載しないこと。
  2. キャリア変更時に使えなくなるメールアドレスなど利用すること自体がリスク。
  3. 使わないようにしていても、キャリアは勝手にこのメアドに送り付けてくる。
  4. メアドの削除は多分できないが、もし可能なら全てのメールは無条件で特定のメアドに転送させる。その場合、転送メールの控えを残さない設定が望ましい。
  • プロバイダメール
  1. これも考え方はキャリアメールと同じ。ISP変更時に影響を受けないようにしておくこと。基本的に使わない。
  • 組織のメール
  1. これも広い意味ではキャリアメールと同じで、組織に所属している間に限定されるが、その前に、業務上のセキュリティ管理の観点で、公私の明確な分離が必要。
  2. 業務用のメールをプライベートなメアドに転送させるなどは論外。テレワークや在宅勤務など誘惑は強いが犯罪になる可能性が高い。
  • フリーメール
  1. 個人利用はフリーメール主体になる。複数のサービスサイトを利用して、必要に応じて複数のアカウントを設定する。知ら知らずに、管理限界を超えたアカウントを保有している。収拾がつかなくなっている筈だ。。

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フリーメールアカウントの整理

(必要なアカウント)

  • 実名またはそれに準じた表記のアカウント。
  1. 個人のオフィシャルなやり取りで利用するもの。基本的には1つで良い。
  2. オープンだけど全く異なるコミュニティがある場合は複数必要になることもある。
  3. 継続的なやり取り。
  • ハンドルネーム/ニックネーム
  1. 特定のコミュニティ内で使う非実名のアカウント。 
  2. アカウント登録時に実名は開示のケース、非開示のケースとも有り得る。
  3. 継続的なやり取り。
  • 匿名
  1. リスク回避を目的とする。
  2. 基本的にやり取りは限定的。一時的利用、特定目的利用。
  3. 相手の素性などが明確でない場合。
  4. 個人情報を付帯させない工夫が必要。
  5. 長期間の利用は好ましくない。例えば、1年経過でアカウント削除などのルールを作っておく。

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信頼できそうな(利用者の多い)フリーメールサービス

(思い付いたもの)

  1. Google Mail。Gメール
  2. Yahoo Mail。Yahoo!JapanのものとYahoo.com(米国)のものと両方利用可能。 
  3. Microsoft Mail。昔はHotmail。今はoutlook。使ったことはないがlivejpとかもあるようだ。
  4. Apple iCloud。容量がやや貧弱。 アップのデバイスを使っていると、どうしても顔を出してきてしまう。
  5. Vivaldi Webmail。使ったことない。ブラウザが上出来なのでメールも期待したい。
  6. AOL。以前嫌な思いをしたことがある。理由は忘れた。容量無制限とあるが、それって落とし穴でしょう。
  7. BIGLOBE。これも馴染めなかったな。容量小。
  8. Rakuten。これはまだリリースしていない。

ネットを探すと他にも有力なものが色々あるが、運営者の信頼性、実績で考えると、トップ3は万全の印象。セカンド3も悪くはないが、断捨離を考えると手を広げる必要はない。

但し、匿名専用に利用するアイデアは出てくるかもしれない。

AOLは容量無制限らしいが、全てのメールを迷惑フォルダーに流し込んで時間差削除にしても面白いかも知れない。

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