グーグル1アカウント15GBの壁

グーグル保存容量15GB制限の壁

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グーグルの新しいストレージポリシーは、従来一定の条件下で無制限としていたストレージ 容量に関する保身が撤廃され、1アカウント15GBまでに制限を受けるようになった。

一方で、有料ストレージサービスは、月々数百円で100GBまで利用できるようになっている。

高々数百で貴重な時間を無駄にしないで済ませることができるなら、有料サービス利用は賢明だろう。

ところが、100GBなどはあっという間に埋め尽くされる。

高画質の写真やビデオを放り込むことを考えれば直ぐに分かる。

結局は、断捨離的なお作法が必要になる。

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電子メールの断捨離|迷惑メールフォルダとゴミ箱の使い分け


 

不要なメールを処理する時に、迷惑メールフォルダとゴミ箱を使うが、使い分けなどあまり考えることが無い。

デジタル断捨離を意識すると、基本的な考え方を整理しておいた方が良さそうだ。

要件(順不同)

  1. 必要なメールを間違えて、迷惑メールフォルダやゴミ箱に入れないこと。
  2. 迷惑メールフォルダには内容をチェックしなくても問題にならないものを自動的に振り分ける。タイトルや差出人や内容(一定のキーワード)で容易に重要でない物と容易に判断できるもの。

迷惑メールフォルダ:

  • (1)フィルターによる振り分け
  1. 有用な情報サービスを期間限定で収容する。 
  2. フィルター名のラベルを付与する方が管理しやすくなる。フォルダーの内容は参考情報類のメールが大半で、3カ月後自動削除となるが、時間に余裕があれば、3カ月以内にチェックする事も出来る。
  • 迷惑メール報告による振り分け
  1. 迷惑メールとして報告(メーラーの中の迷惑メール指定操作)することで、以後は自動的に迷惑メールフォルダに収容される。登録件数の制限があるので、あまりコントローラブルではない。
  2. 量が多く、継続的なものはフィルターを作成してもよい。
  3. 必要なメールが迷惑メールフォルダに収容されていた場合は、迷惑メールの設定の見直しを行う。
  • 迷惑メール自動振り分け:
  1. キーワードなどからメールシステムが自動的に迷惑メールと判断して振り分けるもの。
  2. 迷惑メールフォルダチェック時に、時間に余裕があれば、削除しておく(ゴミ箱に移す)。

ゴミ箱:

  • (1)フィルターによる振り分け
  1. チェックする必要もない悪質メール類はゴミ箱用フィルターを用意して、最初からゴミ箱に収容する。
  2. この場合は、どのフィルターを通したものか識別ラベル(宛名なし・Viagraなど)を付与しておいた方が良い。
  • (2)手動振り分け
  1. 受信箱、あるいは迷惑メールフォルダで内容を確認して用済みとなったメールは「削除」操作する事をゴミ箱に収容される。
  2. 都度判断がスムーズにできるように一定の考え方(保管基準など)が必要。

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注意すべきは、

  1. 迷惑メールフォルダ、ゴミ箱は自動削除のため、不測の事態に備えて、1日に1回のチェックを心掛ける。
  2. メールのチェックの順番は、①ゴミ箱、②迷惑メールフォルダ、③受信箱。
  3. チェック済みメール(不要メールと確認済みメール)は、受信箱の中も、迷惑メールフォルダの中も、容易に判断できるものは削除しておく。


電子メールの断捨離|フィッシング詐欺メール


電子メールの断捨離|フィッシングメール

せっせと不要なメールの削除を進めている。訳の分からないメールの中に、フィッシング詐欺のために送られてきたものが結構あることが分かった。 

フィッシング (Phishing)とは

Phishingはネットを利用して行うsophisticated fisshing(洗練された釣り)から作られた造語で、釣り上げるのは勿論ネット利用者。フィッシングだけでネット詐欺の意味があるので、フィッシング詐欺は馬から落馬に近いかもしれないが、明確な注意を促すためには、詐欺を加えてフィッシング詐欺としておいて妥当だろう。

フィッシング(詐欺)で釣り上げるのは、ネット利用者 のアカウント情報。アカウント名、ID名、パスワードなど、アカウントに関連付けられた情報。

フィッシング詐欺の手口

例えば、

(1)ネットバンキングならその銀行の偽サイトを用意して、 ID/PWを入力させて盗み取る。発想はシンプルで分かりやすい。犯人はどのように偽サイトへ誘導するかが悪知恵の出しどころ。フィッシング詐欺メールはその誘導策の1つ。第2暗証があっても固定型では同時に盗み取られる。

この手口の弱点は、ワンタイムPWなどのように認証コードが固定的でない場合は有効でない。

(2)パソコンに直接ウイルスを仕込んでネットバンキング利用時に偽のポップアップを開いてID/PWなどを盗み取る。この場合は、銀行サイトにアクセスできるので被害者はID/PWを盗み取られたことに気づかない。第2暗証があってもポップアップウインドウ経由で入力したらそのままスルーでやり取りできるのでログイン出来てしまう。恐らく、ログオフだけはスルーさせないようにしておけばいい。

この手口の弱点はポップアップウイルスをどのように忍び込ませるか。

最近は、銀行とかセキュリテイががちがちでない所を狙うものが多い。ショッピングサイトなどのアカウント情報を入手できれば勝手に買い物が出来てしまう。

ショッピングサイトでは固有のID/PWを管理する場合と、SNS認証を利用するものがある。いずれの場合も、有力な通販サイトやSNSのアカウント収集が最初の手順。

(1)先ず、アカウント取得用の偽サイトを作る。アップルでもアマゾンでも、どこでも利用者が多いところ。

(2)次に、メアド情報を集める。これは、収集装置を自分で動かしてもいいし、闇で大量に購入してもいい。付帯情報が少なければ安いものだ。ネット関連事業の普通の企業にも悪質な社員またはバイトがいて秋葉原で名簿を売る闇バイトをしている話は有名。

(3)巧妙にフィッシング詐欺メールを作成し配信する。

(4)偽サイト(フィッシングサイト)でアカウント情報を収集。 

(5)最後に足のつきにくいタイミング、換金性の高い買い物をする。受け取りのためには幾つかダミーを用意する。

フィッシング詐欺メール

見抜く方法

  1. 日本語がおかしい。短い文章でも稚拙ことが多い。かな漢字変換のミスが混じる。
  2. 内容が非常識。 アカウント凍結などと言った脅し文句が入る。
  3. アカウントに関連する情報を要求している。本音が出ている。
  4. メール文の中にリンクが張り付けられている。リンクが必要なメールもあるからリンクの存在だけで疑うのは難しいが、リンク先のアドレスを見ると紛らわしいものになっている。apple.comの代わりに、apple-id.comとか。 判断が付きにくい時は、そのドメイン名の検索をする。多くの場合は、ネット上の有志がフィッシング詐欺の警告を出してくれている。
  5. メールの送信者は、例えばppleと表記させていて、実際のメアドを確認すれば、出鱈目な文字列が出てきたり、先ほどの紛らわしいドメイン名を付けている。
  6. 届いた(受信した)メールアドレスと、問題にしているSNSとか通販サイトとの関連が無い時は手当たり次第に送っている目0ルト分かる。

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もっと基本的な心構えとしては、パッシブ(受け身の状態)で動かないこと。誰かに言われて動くと術中にはまる。

基本は、アクティブ(こちらが最初に働きかけた状態)で、システムのレスポンスを待つ態度。確認作業もいつもの手順で当該サイトにアクセスする。誰かのリンクでは駄目。

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  •  このようなフィッシング詐欺メールは断捨離以前の問題として、さっさと削除することだ。

 ※

 

ライフログの断捨離


ライフログ

昔、職場に自分の給与がどのように変わってきているか調べている人がいた。しっかり上昇しているのか、停滞しているのか、仕事の頑張りと会社の業績と世間の契機とどういう相関になっているか眺めていたのだろうか。

ライフログというと自分でもよく分からないが、時系列データと言えば分かりやすい。殆どの記録類はタイムスタンプが押してあるので、記録/データはそのすべてがライフログと言っていい。

ロングテールビジネス、ビッグデータビジネスは、一切の記録を捨てない。そこから何が抽出できるかは、ノウハウの蓄積で変わって来るから、捨てることが出来ないのだ。

個人の記録は、パソコン、スマホ、外付けディスク、メモリカード類、CD/DVD/BRディスクなど光学メディア、サーバー類(ローカル/クラウド/オンラインストレージ)などの中に様々な形式で残されている。

印刷物の形で残しているものもある。デジタル化が進んでいない領域/時代は印刷物の配布が普通だった。

ライフログ領域のデータを区分してみる。内容的に重複すると思うがテーマでピックアップしてみる。 言うまでもないが、記録を取った時期はライフの中の一時期であり、その途中も抜けていることが殆どだから、ライフログなんてほんの一部分でしかない。

  • 旅行に関するデータ
  • 教育/学習に関するデータ
  • 健康に関するデータ
  • マネーに関するデータ
  • 交流/交信に関するデータ 
  • 買物に関するデータ
  • 写真データ
  • 音声データ
  • 電子メール
  • *
  • *

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さて。どういう考え方をするものか。

例えば、

◇自分が社会人の入り口にいるなら、年齢は20歳とすると、家族、学業、サークル、部活、などへの振り返りは、一つのけじめになる。一方、身体的な側面では成長はほぼ終了しているので、今後のベンチマークになるだろうから、記録は維持されるべきだろう。残念なことにこの年代は忙しくて暇なことを考えていない人が帆トンだろう。

◇自分が人生の半分、例えば不惑の40歳とすると、振り返りと、今後の展望の中間にいる。データを活用する意識が働くだろう。生産財のようなものだ。

◇自分が定年を迎えているなら、年齢は60歳とすると、第2の人生の出発点と考えているかも知れない。役に立つデータもあれば、一種の記念碑のようなデータもあるに違いない。

◇自分が終活を始めているなら、年齢は80歳とすると、本気で始末を考えているかも知れない。誰かにとって意味があるなら残すだろうが、そうでなければ 只の柵(しがらみ)でしかない。捨てる(削除する)ことで心の自由を取り戻すかもしれない。

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得心の行くケジメの形を考えるだろうか。

ライフログは未来に向けての活用であると同時に人生の未練。 未練はネガティブな響きがあるがそうではない。情愛の形の1つだ。未練は生きている証。でも、いつかはその未練を断つ日が来る。

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生きている形

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残すものは未来展望が決める。と言うことは、少しずつ捨てる。少しずつ捨てる形にする。

問題は、何を展望しているかだろう。そうすると、展望などと言ったいい加減なものに振り回されたくないと思うかもしれない。巨大な容器に全部投げ込んで、最後は容器ごと処分する形になるかな。

時々ニュースに出てくるゴミ屋敷とゴミおじさんの謎が解ける。彼らはまだ夢(展望)を持って生きているということが。本人の中では合理的な結論に違いない。

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中途半端な状態で傍に置いておく。先ほどの未練。感謝が足りないのだろう。人任せにするのは責任もないし、愛情が足りない。自分の手で最期を作ってあげなければ。それがケジメだろう。

只のゴミになって誰か知らない人に無造作に捨てられる。ゴミおじさんはそういう選択をしている。本当に大事に思うなら、自分の手で最期を迎えさせるべきだろう。

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引継ぎと言う考え方

大事なものなら誰かに引き継ぐことも出来る。 価値があれば、誰でお引き取ってくれる。経済的文化的に無価値なものは誰も引き取ってくれない。ゴミ以上にはならない。

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すべてがエフになる。

唐突にタイトルが頭に浮かんだ。行きつく先は結局マイナスで有ったり虚数で有ったり。結果的にエフになるのでなく意図的にエフにするのかな。といいつつ、単にエフという言い方はしないことに気付く。エフエフと繰り返すものだ。

記録の削除はセキュリティの世界ではご法度。消したら消したという記録を残す。面倒だね。現世と紐づけるという考え方だろうね。

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簡単なルールを作る。例えば、

  1. お知らせ・インフォーム・通知の類は、前回の記録を見たいというなら直近のものは残すが、それ以前はゴミ。あるいは、迷惑メールの類と思えば、迷惑メールの扱いと同じく、3か月は残すとしても良さそうだ。
  2. 2年間アクセスしなかった資料はゴミ。
  3. 開示を求められる情報は10年間と言うロングレンジでもいいかな。保険とかローンなどはもっと長くなるか。 有効期間と言う考え方がありそうだ。
  4. 1年間の記録は年度レビューをしたらゴミ扱い。

と言うように決める。

一次記録から二次記録を作成する発想

必要な場合もある。削除の記録とか、集計表とか。面倒なことは間違いない。二次記録を作るくらいなら一次記録のまま保存した方が良い。トレンドを見るとか新たな価値が得られるなら面倒でも必要なことがある。

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断捨離に立ちはだかるメモリアルとライフログ

フィジカル断捨離、デジタル断捨離を問わず、自分の思い出、軌跡の記録は貴重だ。


 

メモリアル。

断捨離を進める上で、 問題になるのがメモリアルの取り扱い。

記念品。思い出の品。残しているものは何かしらの拘りがある。時間を超えて繋いできた価値観とも言える。

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ライフログ。

断捨離を進める上で、 問題になるのがライフログの取り扱い。

業務上の役割は終了していても、そこには人生の軌跡が刻まれている。簡単に捨てられない人がいる。リタイアした人ならなおさらかも知れない。

プライベートな行動の記録であっても、メモリアルとの相互作用で捨てづらく思うだろう。

電子メールの断捨離(3)メールアカウント



ネットワークサービスを手掛けるところでは、メールサービスを提供するところも多い。 メールサービスを利用するということは、そのメールサービスのなかの自分のメールアカウントを取得するということ。

メールサービスの利用は有料のもの、 無料のもの、何かの付帯サービスになっているものなど様々。付帯サービスの場合は、特に申請しなくてもサービスの一環としてメールアカウントを取得している時もある。

携帯電話・スマホ:

契約時に暗号みたいなメアドが付与されている。同じアカウントで、自分御好きな文字列にしたものを追加できる。 スマホを複数台持つ人は複数のメアド。

インターネットサービス:

インターネット回線契約の時もISPからメアドが付与される。ここも自動作成のものと、自分で任意に作成したものと複数の扱いになる。ケーブルテレビもISPのようなサービスをしてくれる場合がある。

クラウドサービス/総合ネットサービス:

ヤフーとかグーグルとかが無料のものとして代表的だが、 自分が利用している総合ネットワークサービスでは他にも色々ありそうだ。この場合、アカウントを複数作成できるので、必要に応じて作成していると収拾がつかなくなる。

所属組織:

勤務先・通学先など所属する組織団体から賦与されるメールアカウント。

その他:

他にも直ぐには思い出せないものが幾つかあるかも知れない。

これ全部チェックしていたら?。時間の無駄は限りなし。メールの内容は殆どがゴミと分かっている。特に、収集したメアドに勝手に送り付ける悪質な迷惑メールのボリュームには呆れるばかり。そういう物のチェックは最初から回避したい。

(1)メールアカウントそのものを減らすこと。<メールアカウントの断捨離> 

(2)特定のメアドにメールを集約すること。<メールチェックの断捨離>

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メールアカウントの断捨離

  • キャリアメール
  1. 携帯電話(スマホ)のキャリアから付与されるメールは使わない。使わないとは、そのアカウントかr亜メールを発信しないこと。何かの登録時のメアドのとして記載しないこと。
  2. キャリア変更時に使えなくなるメールアドレスなど利用すること自体がリスク。
  3. 使わないようにしていても、キャリアは勝手にこのメアドに送り付けてくる。
  4. メアドの削除は多分できないが、もし可能なら全てのメールは無条件で特定のメアドに転送させる。その場合、転送メールの控えを残さない設定が望ましい。
  • プロバイダメール
  1. これも考え方はキャリアメールと同じ。ISP変更時に影響を受けないようにしておくこと。基本的に使わない。
  • 組織のメール
  1. これも広い意味ではキャリアメールと同じで、組織に所属している間に限定されるが、その前に、業務上のセキュリティ管理の観点で、公私の明確な分離が必要。
  2. 業務用のメールをプライベートなメアドに転送させるなどは論外。テレワークや在宅勤務など誘惑は強いが犯罪になる可能性が高い。
  • フリーメール
  1. 個人利用はフリーメール主体になる。複数のサービスサイトを利用して、必要に応じて複数のアカウントを設定する。知ら知らずに、管理限界を超えたアカウントを保有している。収拾がつかなくなっている筈だ。。

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フリーメールアカウントの整理

(必要なアカウント)

  • 実名またはそれに準じた表記のアカウント。
  1. 個人のオフィシャルなやり取りで利用するもの。基本的には1つで良い。
  2. オープンだけど全く異なるコミュニティがある場合は複数必要になることもある。
  3. 継続的なやり取り。
  • ハンドルネーム/ニックネーム
  1. 特定のコミュニティ内で使う非実名のアカウント。 
  2. アカウント登録時に実名は開示のケース、非開示のケースとも有り得る。
  3. 継続的なやり取り。
  • 匿名
  1. リスク回避を目的とする。
  2. 基本的にやり取りは限定的。一時的利用、特定目的利用。
  3. 相手の素性などが明確でない場合。
  4. 個人情報を付帯させない工夫が必要。
  5. 長期間の利用は好ましくない。例えば、1年経過でアカウント削除などのルールを作っておく。

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信頼できそうな(利用者の多い)フリーメールサービス

(思い付いたもの)

  1. Google Mail。Gメール
  2. Yahoo Mail。Yahoo!JapanのものとYahoo.com(米国)のものと両方利用可能。 
  3. Microsoft Mail。昔はHotmail。今はoutlook。使ったことはないがlivejpとかもあるようだ。
  4. Apple iCloud。容量がやや貧弱。 アップのデバイスを使っていると、どうしても顔を出してきてしまう。
  5. Vivaldi Webmail。使ったことない。ブラウザが上出来なのでメールも期待したい。
  6. AOL。以前嫌な思いをしたことがある。理由は忘れた。容量無制限とあるが、それって落とし穴でしょう。
  7. BIGLOBE。これも馴染めなかったな。容量小。
  8. Rakuten。これはまだリリースしていない。

ネットを探すと他にも有力なものが色々あるが、運営者の信頼性、実績で考えると、トップ3は万全の印象。セカンド3も悪くはないが、断捨離を考えると手を広げる必要はない。

但し、匿名専用に利用するアイデアは出てくるかもしれない。

AOLは容量無制限らしいが、全てのメールを迷惑フォルダーに流し込んで時間差削除にしても面白いかも知れない。

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電子メールの断捨離(1)


最近、グーグルからストレージ容量が一杯になったから削除するか、有料プランに入れと言ってきた。グーグルは太っ腹でお1人様あたり15GB辺りまでは無料で使えた。でもその容量は、グーグルドライブの容量なども加算されるのでメールだけで15GBまで行ける訳ではない。

ま、それが断捨離を思い立った切っ掛けだ。世界中のGメール利用者が、多かれ少なかれ、似たような問題を抱えて、それぞれ手を打っているだろう。

昔のグーグルはメールの整理など時間の無駄。Gメールは容量は気にしないで良いと言っていたけど、今は迷惑メールでストレージリソースが潰されそうで、不本意ながら腰を上げたのだろう。

グーグルの真の狙いは、やはりスパムメールの一掃ではないか。全く、不幸な事態の犯人はスパムメールだからだ。一人一人にスパムメール対策を要請しているのが実情と理解すべきだろう。

メールの仕分け

|A| メールが来ることを予め承知しているもの。基本的にスパムではない。

  • 業務上のやり取り。
  • 個人的なやり取り。
  • ニュースサイト等の登録先からの情報収集。→実質的なスパムになる事が多い。
  1. 特徴:送信先を個別に認識してメールしている。

|B|想定外のメール。スパムメール/ゴミメール。

  • 広告目的等の歓迎しないメール。
  • フィッシング詐欺等の悪質なメール
  • 不健全なメール(出会い系、エッチ/エログロ系、その他)
  1. 特徴:送信先を個別に認識していない。不適切な方法で入手/作成したリストを使ってのメール。 

 |C|いきなりゴミ。

  • 仕分け以前の問題として、メールの宛先に自分のメアドの記載が無いものはゴミ箱へ入れる。(ゴミ箱直行便のフィルターを作る)
  1. メールリスト。止むを得ず例外があれば救済用のフィルターを作る。
  2. Cc。写しなら参考情報。重要ではない。
  3. Bcc。これも基本的に参考情報。
  • 個の施策で、不健全メールなどの多くは初期段階で回避できる。

メールフォルダーの構成:

基本的なお浚いの1つとして、この頃(嫌もうずっと前から)、メールフォルダーには、新着メールが格納される受信箱、迷惑メールが格納される迷惑メール箱、削除したメールが収まるゴミ箱の3つが用意されている。

自分で任意に仕分け箱(フォルダーまたはフィルタ―またはラベル)を作ることも出来る。

Gメール/Yメールでは、迷惑メール箱に格納されたメールは3か月経過する時点で自動的に消去される。間違えて迷惑メールの扱いにしたものの救済を可能とするためと思われる。実際にも、知らぬ間に迷惑メールに仕分けされていた大事なメールということはままあることだ。その他の有力なメールサービスも同様の扱いになっているかも知れない。

同様に、ゴミ箱に格納されたメールについても、格納後3か月はゴミ箱内に保持されるが、3か月経過時点で自動的に削除される。削除されたものは基本的に回復できない。

迷惑メールの報告:

これはメールを特定する、キーワード、発信者メアド、 などをメールサーバーに報告することで、メール受信段階で自動的に迷惑メール箱に迷惑をメールを収容する他雨のもの。

3か月経過自動削除の特性を利用して、特に重要と思われない収集情報メールも収容すれば、都度削除の手間がかからないメリットがある。見過ごしても特に問題が起きないレベルの情報メールは迷惑メールとして扱った方が、受信箱をスリムに運用できる。

所謂「お知らせ」の類は、時間が経過したら無意味なものが殆どだから、最初から迷惑メール扱いが手間が省ける。但し、見落とし、間違い、お宝情報の可能性もあるので、お作法として、受信箱をチェックする時、迷惑メール箱のチェックを怠ってはいけない。


登録解除/配信停止:

有用性が確認できない「お知らせ」の類は、メールそのものが不要だから、登録先に配信停止の手続きをしておくこと。参考までに登録してそのままになっているものも多い筈だ。

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ゴミ出し:

以上は、最初からゴミメール、単なる情報メールと分かっているものの仕分け。断捨離の前処理となる。

断捨離が大変なのは、ゴミをゴミとして出すことではない。ゴミをゴミとして出すのはフィジカルでは簡単。毎日やっている。

一見するとゴミに見えないものを始末するのが大変なのだ。

(続く)


フィジカル断捨離とデジタル断捨離


フィジカル断捨離:物理空間上に存在するものの断捨離。これは目に見えるので効果も方法論も比較的分かりやすいかも知れない。それでも、実際に取り組んだら大変だけど。

デジタル断捨離:論理空間上に存在するものの断捨離。なんて大袈裟だけど、ソフトウエア資産あるいはデジタル資産の断捨離と言えばいいかな。

メディアにコピーされたり、紙に印刷されたり、あるいは手書きのものもあるが、これらは、フィジカル資産とデジタル資産が同居しているので、扱いが難しい。


断捨離は生き方の問題である。

何を捨て何を残すか。

目の前にあるものは未来のものではない。過去のもの。正しく言えば、過去から現在まで運んで来たもの。運んだのは、勿論、あなた、または自分である。

嗚呼。面倒くせ~ッ。 


 

整理整頓とは物に住所を付けること


整理整頓の基本は物の置き場所が決まること。言い換えれば物に住所を付けること。物の収まり先が確定する。

基本的に「物=ゴミ」ですから、ゴミに住所を付けるとやっても同じかな。

兎に角。物は家に入ってきたら住所を付けてあげる。

住所のローテーションもある。 

住所には限りがある。

住所の取り合いになったら?

住所のもらえない物はどうするか?

種類が増えるケース:新しい住所が必要。

量が増えるケース:住所の拡張が必要。

直ぐに限界が来る。お城のような広い家でもいずれ限界が来る。

結局、

住所は有限! (:空間は有限!)

お吐き出す知恵・工夫が必要。

時間は有限!

100歳の時代になっても所詮100年だ。半生を終えて残りの半生は更に短い。

ゴミの整理で余命を使い果たす人が時々ニュースに流れる。一番残念に思っているのゴミ屋敷の主だろう。

だから、黙々と捨てるだけでなくさっさと捨てる。てきぱきと捨てる。そそくさと捨てる。手際よく捨てる。 

昔、良寛、一茶、俳人の誰か忘れたが、晩年は小さな庵に移って余生を送ったとか。

スペースを敢えて縮めたのだ。住所そのものを減らすと言うのは、カテゴリーごと空にしたと言うこと。


黙々と捨てる


断捨離の時代

黙々と捨てる。

心の染みを載せて黙々と捨てる。

思い出は消したくないけどやがて消えていく。

全てがいつかゴミになると言うことは最初からゴミなんだ。

何を

どのような条件で、

何時

どのように

捨てるか?

 <

資産台帳はゴミ台帳。あははは。

断捨離の時代


断捨離とは誰が言い出した言葉か知らないが見たり聞いたりするようになってもしかすると10年くらいになっているだろうか、今ではすっかり定着した言葉だ。その言葉の概念も使う人によって独り歩きを始めているかも知れない。

もったいない。

この言葉も日本人の価値観を示すものの一つとして有名。物を大事にして最後まで使い続けるという文化。

断捨離ともったいないは反対の意味か同じ意味か。

まだまだ使えるのに捨ててしまうのはもったいない。とも言えそうだからこの二つは全く反対の意味だ。

でも、

もったいないはものの新陳代謝を阻害する要因になりかねない。物が多くて十分活用できていない状態ももったいないと考えれば、この二つは同じ方向にあると分かる。

結局。

ものの理。道理、理屈、が適切かどうかを見極めれば同じなんだろうと分かる。

着眼のポイントは、自分の周りに溢れているもの。埋め尽くしているもの。それらが、空間も時間も心も圧迫しているという理解。隙間が必要という理解。

何が大事か。

唐突に感じるだろうが「備えと覚悟」のバランス。

 >

人生の最期ってその人の一生を終えること、すなわちその人が死ぬこと。最後の断捨離って自殺とか自死とか末期とかをイメージするだろうね。実際に、身辺整理をして一線を越えて踏み込んでしまう人もいる 。それもまたその人の生き方だろう。

終活と断捨離は何が違うか。

詰まらんことを言うね。心の愁いを掃い、その後の人生をよりよく生きることを狙いにしている。本質は変わらない。終活は高齢者と思っていると大間違い。若くして死ぬこともある。武士なら若くして覚悟を持っていたのではないか。合戦に出る時はもう帰って来られないとことを覚悟していたに違いない。

経済の健康、身体の健康、心の健康。

憂いは何処から来るか。欲望。欲望と現実のギャップ。欲望は膨らみ、ギャップは際限がない。

必要なのは諦念。自由な心。

断捨離とは?

お片付け、整理整頓、お掃除、ゴミ出し、入れ替え、?。そういうものは前からやっていた。 整理術は色々語られてきたに違いない。

断捨離は心の問題に入り込んできている。

自己矛盾。論理矛盾。断捨離に拘ると断捨離から離れてしまう。

植物のように黙々と時を刻むこと。


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