最近、グーグルからストレージ容量が一杯になったから削除するか、有料プランに入れと言ってきた。グーグルは太っ腹でお1人様あたり15GB辺りまでは無料で使えた。でもその容量は、グーグルドライブの容量なども加算されるのでメールだけで15GBまで行ける訳ではない。
ま、それが断捨離を思い立った切っ掛けだ。世界中のGメール利用者が、多かれ少なかれ、似たような問題を抱えて、それぞれ手を打っているだろう。
昔のグーグルはメールの整理など時間の無駄。Gメールは容量は気にしないで良いと言っていたけど、今は迷惑メールでストレージリソースが潰されそうで、不本意ながら腰を上げたのだろう。
グーグルの真の狙いは、やはりスパムメールの一掃ではないか。全く、不幸な事態の犯人はスパムメールだからだ。一人一人にスパムメール対策を要請しているのが実情と理解すべきだろう。
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メールの仕分け
|A| メールが来ることを予め承知しているもの。基本的にスパムではない。
- 業務上のやり取り。
- 個人的なやり取り。
- ニュースサイト等の登録先からの情報収集。→実質的なスパムになる事が多い。
- 特徴:送信先を個別に認識してメールしている。
|B|想定外のメール。スパムメール/ゴミメール。
- 広告目的等の歓迎しないメール。
- フィッシング詐欺等の悪質なメール
- 不健全なメール(出会い系、エッチ/エログロ系、その他)
- 特徴:送信先を個別に認識していない。不適切な方法で入手/作成したリストを使ってのメール。
|C|いきなりゴミ。
- 仕分け以前の問題として、メールの宛先に自分のメアドの記載が無いものはゴミ箱へ入れる。(ゴミ箱直行便のフィルターを作る)
- メールリスト。止むを得ず例外があれば救済用のフィルターを作る。
- Cc。写しなら参考情報。重要ではない。
- Bcc。これも基本的に参考情報。
- 個の施策で、不健全メールなどの多くは初期段階で回避できる。
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メールフォルダーの構成:
基本的なお浚いの1つとして、この頃(嫌もうずっと前から)、メールフォルダーには、新着メールが格納される受信箱、迷惑メールが格納される迷惑メール箱、削除したメールが収まるゴミ箱の3つが用意されている。
自分で任意に仕分け箱(フォルダーまたはフィルタ―またはラベル)を作ることも出来る。
Gメール/Yメールでは、迷惑メール箱に格納されたメールは3か月経過する時点で自動的に消去される。間違えて迷惑メールの扱いにしたものの救済を可能とするためと思われる。実際にも、知らぬ間に迷惑メールに仕分けされていた大事なメールということはままあることだ。その他の有力なメールサービスも同様の扱いになっているかも知れない。
同様に、ゴミ箱に格納されたメールについても、格納後3か月はゴミ箱内に保持されるが、3か月経過時点で自動的に削除される。削除されたものは基本的に回復できない。
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迷惑メールの報告:
これはメールを特定する、キーワード、発信者メアド、 などをメールサーバーに報告することで、メール受信段階で自動的に迷惑メール箱に迷惑をメールを収容する他雨のもの。
3か月経過自動削除の特性を利用して、特に重要と思われない収集情報メールも収容すれば、都度削除の手間がかからないメリットがある。見過ごしても特に問題が起きないレベルの情報メールは迷惑メールとして扱った方が、受信箱をスリムに運用できる。
所謂「お知らせ」の類は、時間が経過したら無意味なものが殆どだから、最初から迷惑メール扱いが手間が省ける。但し、見落とし、間違い、お宝情報の可能性もあるので、お作法として、受信箱をチェックする時、迷惑メール箱のチェックを怠ってはいけない。
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登録解除/配信停止:
有用性が確認できない「お知らせ」の類は、メールそのものが不要だから、登録先に配信停止の手続きをしておくこと。参考までに登録してそのままになっているものも多い筈だ。
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ゴミ出し:
以上は、最初からゴミメール、単なる情報メールと分かっているものの仕分け。断捨離の前処理となる。
断捨離が大変なのは、ゴミをゴミとして出すことではない。ゴミをゴミとして出すのはフィジカルでは簡単。毎日やっている。
一見するとゴミに見えないものを始末するのが大変なのだ。
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(続く)
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